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ネット社会(注1)の匿名性は完全に透明人間の心理です。自分がどこにアクセスし(注2)ているかなど、みんなにわかってしまうなら、やっても面白くないはずです。それだと制限のある普通の社会と同じだから。ですから、ネット社会の匿名性というのは、心理的には透明人間の世界なのです。しかも初期には規制はほとんどなかった。今でも巨大匿名掲示板(注3)「2ちゃんねる」(注4)などでは、犯罪を起こした場合は摘発されますが、そこまでいかなければ、何を書いてもいい社会になっています。(竹内薫?荒野健彦『「透明人間」の作り方』による)
(注1)ネット社会:インターネット上の社会
(注2)アクセスする:ここでは、インターネットでいろいろなサイトに接続する
(注3)匿名掲示板:名前を出さずに自由に書き込みができるインターネット上のサイト
(注4)「2ちゃんねる」:日本の匿名掲示板の一つ。幅広い分野を扱い、利用者が多い
筆者が考えるネット上の透明人間の世界とは、どのようなものか。
1 情報の発信者が誰なのかが見えてしまう社会
2 犯罪を起こしても誰からも気づかれない社会
3 どんな情報を発信しても犯罪にならない社会
4 誰がどこに接続しているのかわからない社会
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